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ダンス営業を規制する風俗営業法を皮肉ったイベントが企画されていました。

名付けて「テクノうどん」。

テクノ音楽を聴きながらうどんを踏む趣向で、主催者は「ダンスではなく、うどんを踏んでいるだけ。これなら摘発できないはず」と話しています。

社会性のある楽しい催しは共感が持ちやすいですね。

昨年、大阪のクラブが摘発を受けていましたが、無罪になりました。

「無許可で客にダンス」と聞いても「何が悪いの?」と思うかもしれません。

風営法ではなぜダンスを規制したのでしょうか?

風営法は、善良な風俗と清浄な風俗環境や少年の健全な育成環境を守るために定められています。

しかし、善良な風俗と言っても時代と場所によって変わりますし、その具体的な中身については、議論のあるところですね。

風俗という言葉の由来を見ていきましょう。

「俗」・・・ある集団の中で暮らしている人々が共有している慣習

慣習は時代によって変わったり、進化します。

「風俗」とは風のように移ろいやすい人々の慣習です。

風俗と聞くとソープランドやヘルスなどの性的なサービスを思い浮かべる人が大半ですが、「衣風俗」「商業風俗」などのように、人々の生活スタイルや流行を表す言葉として用いられてきました。

特に、娯楽や遊興に関する分野については全国一律のルールや基準では対応できないので、各地の事情にあった規制や取締りをするようになります。

それが「風俗警察」と呼ばれるようになり、その規制対象の業界や産業を「風俗営業」と呼ぶようになったのです。

現代の「ダンス」と「性風俗」はまったく違った業界のように見えますが、警察は共通した部分で動いていると思います。

男性と女性がお互いに興奮して、街中(野外や屋外)で人々の迷惑を考えないでエッチをする場合だってある。それを見た子供たちが真似て痴漢や強姦行為に罪悪感を感じなくなってしまうのではないか?

テクノうどんの主催者は深夜で営業していて摘発されても「うどんを作っているだけですが?」と主張しているます。

主催者の奇抜な発想でイベント開催し社会に訴える行為は尊敬に値しますが、私は今の風営法では通用しないと思います。(またはグレーゾーン)

デリヘル業界で有名なサンキューグループの創始者が売春斡旋の疑いで逮捕されました。

また過度なマジックパネル(写真を修正)で客から恨みを買ったという声もあります。

マジックパネルやプロフィールの偽造は本来、詐欺です。

一般の会社やお店なら訴訟ものです。

しかし、風俗は風営法の規定にはサービス表示に関する規約はありません。

なぜなら、警察が風俗の規定を作り詐欺罪を適用することは

「下手をすると国が売春を商売として認める形になってしまう」

ということになるです。

そのために詐欺罪をとらず、社会の秩序を乱す売春で摘発した可能性は大いにあります。

性風俗の経営をするには法律を熟知する必要があります。
(性風俗に限ったことではなく当たり前のことですが)

風営適正化法、売春防止法、刑法、児童福祉法、暴力団対策法、労働基準法は最低限で、それに関わる事象も毎日学ばなければなりません。

「法律を守ってたら何もできないよ」と言う意見をよく耳にしますが、

法律を守れるから新しいサービス、次の手がうてるのです。

100階建てのビルを完成させるには必ず設計図が必要です。

設計に必要な部分がかけていれば、50階までしか建てられないかもしれない。

または不完全なビルはちょっとした強風で崩れます。

時間がかかるかもしれないですがガラス細工のように丁寧に、慎重に建てることで台風、地震、津波、火災に耐えられるのです。