簡単解決!プロセス分析

写メ日記

風俗サイトのマイページ機能って便利ですよね。
写メ日記はもちろん、時間指定投稿、限定公開、出勤シフト、Q&Aと何でもありです。
その中でもアクセス解析は優秀!
何か個人でお店をもった感覚になります。

誰しもアクセス数を伸ばせば自然とお仕事が増える。
そう思うキャストさんもいることでしょう。

結論から言いますと、アクセス数を伸ばすだけではお仕事に繋がりません

こんにちは、2か月で10kgダイエット中の赤木友厚です。

ダイエットもビジネスもそうですが目標までの達成方法がとても重要になってきます。
今回お勧めしたいのがプロセス分析です。
それでは深堀りしていきますね。

本記事の内容

1、見える化でどこが悪いのかわかる

見える化でどこが悪いのかわかる

プロセス分析とは仕事の始点から終点までのどこに問題があるかを明らかにすることです。

アクセス数が上がれば、お客様からの問い合わせは増えます。但しどのくらいアクセス数が伸びればどのくらいの確立でお問合せになるのでしょうか?

お客様があなたのプロフィールページを見てお問合せするまでに、いくつかの工程にわけることができます。

上記の図はキャストA子さんのプロセスを現したものです。
左から「店舗総アクセス数」、「キャストのアクセス数」、「接客数」、「リピート数」となります。
実際にグラフにすることで可視化されイメージしやすくなったと思います。

A子さんが実際に一週間で数字を記録したものなのですが、その週はリピート数はゼロでした。

そこで私はA子さんに「一週間でリピート数1人」のノルマを課しました。

歩留まりから「問題のありか」を突き止める

プロセスごとの数字とグラフを見れば、キャストAさんリピーターが取れない本当の理由は接客にあることは明らかです。しかし本当に接客が悪かったのでしょうか?

この場合「店舗総アクセス数」は20605人、「キャストのアクセス数」は1209人、「接客数」は3人、「リピート数」は0人。4つのプロセスから歩留まりを計算します。

補足すると「歩留まり」とはもともと製造業の品質管理の用語で「ある品目の生産量に対して、それに含まれる良品の割合」を意味します。よって歩留まりが高いほど良品だということになります。

この歩留まりを風俗のお仕事に当てはめてみると「ある一定量の業務のうち、うまくいった割合」ということになります。つまり歩留まりが高いほど業務がうまくいっていて、歩留まりが低いと業務がうまくいっていないということになります。

2、仮説を実行して結果を数値で検証できる

仮説を実行して結果を数値で検証できる

もし私がキャストAさんの立場なら、すぐに「店舗総アクセス数」から「キャストのアクセス数」の歩留まり率を上げるための解決策を考え、アクションに移ります。

最初にやるべきアクションは単純で店舗サイト内の露出を高めることです。
できれば店舗サイトのトップに自分を持ってくることです。
お客様がサイトを訪問するのは「風俗で遊びたい」と一番気持ちが高まっている時です。
しかし、他のキャストさんのプロフィールを見れば見るほど冷静になり、予約することを検討し始めるのです。

したがって、タイミングを逃すと他の競合キャストさんへ逃してしまいます。
のんびりしていると、お客様はお気に入りを見つけて2度とあなたのプロフィールに目を通すことがなくります。

仮説を解決できる目標を設定しよう

そこでA子さんは目標を設定しました。


A,お店のスタッフに「どうすればサイトのトップに露出してもらいえるか」の条件を聞きアクションする。
B,個人の努力で露出できるコーナーをピックアップして、休みの日に2回日々更新する。

そしてAは100%、Bは70%を数値目標としてその達成度合いも日々記録することにしました。

これがA子さんの中間目標です。

もちろんA子さんは100%の意識でなるべく早く実行しようと心掛けていますが、日々の疲れや日常生活により後回しになりおろそかになってしまう時があります。

このなるべく早くという曖昧なことを数値化することで、「自分がやるべきこと」が明確になったのです。

3、不安を解消し、意欲が湧く

不安を解消し、意欲が湧く

2の仮説を実行して結果を数値で検証を自分に課して、一か月間仕事を続けたところ、

「店舗アクセス数」→「キャストのアクセス数」の歩留まりは5.9%から10.0%へと2倍改善しました。

その結果、始点で店舗にアクセスするお客様が同数でも次に接触するキャストのアクセス数が倍の2400となり、接客数も倍の6件に増やすことに成功しました。

こうして「店舗アクセス数」→「キャストのアクセス数」が改善したら、

次の「キャストのアクセス数」→「接客数」、「接客数」→「リピート数」のプロセスの改善に着手します。

接客数を10人まで増やせばリピーター獲得1人は見えてきませんか?

中間目標を設定すればモチベーションアップ

このように「プロセスに分けて、プロセスごとに計測して記録し、解決策の仮説を立てて実行し、また数字で検証する」を繰り返せばA子さんは「毎週リピーターを獲得する」というノルマを達成することが可能になります。

クリアすべき中間目標を設定することでゲーム化され、毎日のように達成感を味わうことができるので前向きな気持ちで仕事に取り組むことができます。

簡単解決!プロセス分析のまとめ

最初に中間目標を設定するのは仮のものでもかまいません。

A子さんは「個人の努力で露出できるコーナーをピックアップして、休みの日に2回日々更新する」を数値目標として設定しましたが「毎週リピート1人獲得」に達成できないこともあるでしょう。

その時は「露出できるコーナーと更にSNSを使って、休みの日に3回日々更新する」と中間目標そのものを修正すればよいのです。

たとえすぐに最終目標を達成できなくても、「自分はこの仕事に向いていないのではないか」と迷いや悩みを抱えながら仕事をしたりするより、ずっと建設的で意味のある努力ができるはず。

プロセス分析はツールがなくても紙とペンがあれば、またはスマホのメモ帳機能があれば今すぐ簡単にできます。

是非あなたもプロセス分析を取り入れてみましょう。